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乗馬に行って来た。
私は、いつものようにキャノンに乗り、
先週は速足でしか跳べなかったバーを、
駆け足で挑戦し、跳べるようになって、いい気分で上がった。
キャノンのお手入れが終わる頃、鈍感な私がやっと気付いた。
馬房の中が騒がしいと思って見に行ったら、
一頭の馬が、座り込んでいた。
立ち上がろうとしても立てず、
壁にぶつかって、ぐったりしてしまった。
目もうつろで、横になったまま、
気だるそうに目だけこちらに向けていたりもした。
時々動かなくなって、そしてまた必死に体を起こそうとしたりする。
先生は、何も言わない。。。
鈍感な私でも、わかるよ。
珍しく、キャノンがいなないてた。
何度も、何度も。
先生は、キャノンのことを怒らなかった。
先週は、その子、走ってたんだよ。
元気がないとは言っても、走れてはいたんだよ。
先輩のゆうちゃんは言ってた。
「命を全うできる馬って少ないの。
先生のところみたいに、
最後まで世話をする乗馬クラブはなかなかないんじゃないかな。
だからシャガールはかわいそうだけど、
幸せだったって思ってあげてね。」
人を乗せられなくなって、使えなくなった馬は、
ほとんどが処分されちゃうんだってね。
ホントに、先生のところの馬は幸せだよ。
私は、帰りの車の中で、いっぱい泣いちゃった。
外から見ていた人は、不思議な顔をしていた。
でも、恥ずかしいとかそんなのはどうでも良かった。
『悲しい』というよりも『寂しい』と感じた。
必死で生きようとしている馬を間近で見て、
絶対に、命を粗末にしたらダメだって思った。
簡単に「死ぬ」なんて言ってもダメ。
何のために生きているのかなんて関係ない。
命をもらったから生きている、それだけでいいじゃない。
【2006/12/27 23:58】 その他 |
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